感性品質

  • 「感性品質の本質とその実現のための製品開発アプローチの研究」
(2004.卒業論文)

(内容): 感性品質の本質を明らかにし、その定義を与え、日本の製造業で重視されている感性品質、その設計手法を明らかにする。更に、感性品質の本質をふまえて、製品開発におけるアプローチを提案する。

(補足): 感性品質=感性によって評価される品質、感性に訴える品質、イメージ・フィーリングによって評価される品質のこと。


 

ユーザエクスペリエンス

  • 「ユーザエクスペリエンスをデザイン・評価するためのフレームワークの提案」
(2013.修士論文)
(内容): ユーザエクスペリエンスをデザイン・評価するためのフレームワーク、更にフレームワークを利用するためのツールの提案。
 
  • 「ユーザの個人特性がユーザ・エクスペリエンスの時間的変化に及ぼす影響」
(2012.卒業論文)
(内容): ユーザー・エクスペリエンスの時間的変化について調べ、更に個人特性がユーザーエクスペーリエンスの時間的変化に及ぼす影響を明らかにする。
(補足): ユーザーエクスペーリエンス:人が製品、システムまたはサービスを利用した時、または利用を予測したときに生じる知覚や反応。個人特性を本研究では、価値観とする。

 


 デザイン支援ツール

  • 「視覚の最適刺激水準:Visceral level での OSL とデザイン支援ツールの構築」
(2012.卒業論文)
(内容): (Visceral levelでの情報処理を対象とした)色彩画像の各構成要因におい、いてOSLの適用可能性を検証する。更に被験者毎のOSLの個人差を検証し、各要因のOSLの値から、visceral levelで最も好ましいと感じられる色彩画像を提示する方法論を提案し、その方法論にもとづいたデザイン支援ツールを構築する。
(補足):  OSL(最適刺激水準):個人が環境から求めるもっとも心地の良い刺激の程度

感情の測り方

  • 「携帯電話の加速度センサを利用した感情推定方法の提案」
(2007.卒業論文)

(内容): 携帯電話の加速度センサを用いて、間接的に動きを測定し、そのときの感情との関係を分析することで、動きから感情を推定する方法を提案する

(補足): 感情がわかったら、感情を表に出すことを苦手とする人に対する接し方に変化、コンピュータが人の感情によって異なるアプローチをする(音楽を自動的にかけるシステム)、顧客がどう感じているのか、マーケティングにおけるフィードバックを得られる


感情とにおい

  • 「日常的な場面で自然に穏やかな感情経験を促すフレグランスシステムの提案」
(2006.卒業論文)

(内容): 日常的な場面で恣意的な操作を必要とせず自然に存在する嗅覚ディスプレイのユーザに促す感情経験の有効性を示す。その検証のため本研究ではそれらの条件を満たすシステムを実際に開発し、ユーザに評価してもらう。


感情と触覚

  • 「質感により想起される感情とそのコミュニケーションへの応用」

(2014.卒業論文)


パーソナリティ

  • 「社会ネットワークサイトにおける愛情表現の適切さの日本とフィンランド比較」

(2012.卒業論文)

(内容): SNSと実際の日常生活における愛情表現の認識的適切さの比較を比較する。フィンランドと日本の文化での愛情表現の適切さの違いを明らかにする。また個人特性が愛情表現の適切さに与える影響も明らかにする。

 

  • 「オタク的消費性向とパーソナリティの関係」

(2002.卒業論文)

(内容): オタク的消費性向をもつ人々のパーソナリティを、主観的にではなく客観的に把握する。

(補足):顧客増をつかむことによってマーケティングにつなげる。オタクの定義は「ほぼ毎日趣味に関する何らかの活動をし、かつ、必要以上に金銭を集中投下していて知識もきちんとあるような人々」。

 

  • 「センサーを使った行動分析とパーソナリティ推定への応用に関する研究」

(2003.卒業論文)

(内容): センサーデータから行動を推定する方法を構築し、推定された行動とパーソナリティの関連を調べることにより、パーソナリティを推定する方法を構築する

(補足): これにより、パーソナリティの測定が簡便化でき、より柔軟な人的資源管理が可能になる。


思考・創造性

  • 「Intuitionのパフォーマンスと身体的活動状態の関係」

(2007.修士論文)

(内容): 直感のパフォーマンスに影響を与える身体的活動状態の要因を調べる。

(補足): 実際の被験者の平静時、悪い姿勢時、瞑想時、運動後などの各状態における直感のパフォーマンスをタスクにより測定する。日常的な運動経験、パーソナリティも質問紙によって調べ、これらと身体的活動状態との交互作用の有無も調べる。同時にGSR、皮膚温度、血圧、脈拍などの生理指標、STAIを測定し、身体的活動状態と比較する。

 

  • 「テキストベースのGAにより画像を持続的に提示し穏やかに発散的発想を支援するシステムの構築と有用性」

(2009.修士論文)

(内容):Ambient displayを発想支援システムに応用し、画像を持続的に提示することで穏やかにブレインストーミング中の発散的思考を支援するシステムを構築し有効性を検証する

 

  • 「感情的および理性的情報処理特性の多様性の重要性に関する研究」

(2010.卒業論文)

(内容):理性的情報処理と感情的情報処理の多様性とチームパフォーマンス(創造性)の関係について調べる。

(補足):理性的な人のみのチーム、感情的な人のみのチームよりも混成したチームの方が創造性が高くなり、多様性とチームパフォーマンスに関係があることを明らかにした

 

  • 「消費者の製品に対する態度形成プロセスに及ぼす個人特性の影響」

(2013.卒業論文)

(内容):態度形成プロセスにおける感情的処理に、個人特性がどのように影響を与えるか明らかにする

(補足):態度:対象に対する評価(例、この製品が好き、この製品は良い、等)


あまのじゃくな行動

  • 「あまのじゃくな行動:その体系化と個人特性との関連性」

(2014.修士論文)


意思決定におけるバイアス

  • 「意思決定におけるバイアスに影響を及ぼす日本語表現について」

(2015.修士論文)


フィルムツーリズムにおけるデスティネーションイメージ

  • 「フイルムツーリズムにおけるアニメーションと実写がデスティネーションイメージの形成に与える影響の違い」

(2015.卒業論文)


ヒトの行動の心理的時間への影響

  • 「自発的で簡単な行動の心理的時間への影響」

(2015.卒業論文)